コミュニティアート映像祭2009 「春風」
コミュニティアート映像祭2009 「春風」
「コミュニティアート映像祭」、2009年は、春と秋の2回開催です。
「春」は、船橋、大阪、別府と、いま最もコミュニティアートが熱い3会場+早稲田大学での開催です。
【企画趣旨】
「コミュニティアート映像祭」は、コミュニティアートをテーマにした全国初の映像祭です。
新住民と旧住民、在住外国人、セクシャリティ、地域間格差、経済格差…世代や立場、階層のギャップは、今日のコミュニティの課題を拡大させています。
コミュニティ間の断絶と摩擦-21世紀のクライシスに対して「多様性」を尊重するコミュニティアートの手法が注目されています。
「コミュニティアート映像祭」は、各地のコミュニティアートにまつわる映像作品を紹介する事を目的として、2008年から始まりました。この映像祭が、コミュニティが直面する課題、また問題解決に向けた手法を共有する知恵の環となり、人と人の絆を育む場として全国に巡ります。
【コミュニティアート・ふなばしの人と人を繋ぐプロジェクト】
コミュニティアート・ふなばしでは、1997年設立以来、コミュニティアートプロジェクトを展開すると共に、人と人をつなぎ、人材育成や地域資源の共有化を図るプラットフォーム事業にも取り組んできました。
2002年、表現とコミュニケーションのアートカフェプロジェクト「café-3-」!2004年、「ちばNPOユースフォーラム」2006年から、千葉クリエイティブ・クラスター。そしてその最新型がコミュニティアート映像祭です。
【テーマ】
命萌える春。映像の花びらが花びら、色を運んでいく。
【上映作品選定の基準】
・コミュニティアートに関する映像作品。
・コミュニティとアートに関する映像作品。
〈船橋会場〉
日時:2009年3月21日(土)14時~19時。(ミニトーク:17時から18時)
会場:ステーキハウス・ヒロキ(船橋市本町4-40-23 JR船橋駅南口下車徒歩10分
2004年から船橋市本町通り商店街とNPOによる地域再生に向けた取り組みが始まっています。新しく住みはじめた住民、そしてその子ども達にとっても、この地は「ふるさと」です。コミュニティアートから「私のふるさと」を考えます。
トーク:アサダワタル(アーティスト・大和川レコード)、 門脇篤(現代美術家・門脇篤まちとアート研究所)、コバルト爆弾αΩ
〈大阪西成会場〉
日時:2009年4月18日(土)14時~19時。(ミニトーク:17時から18時)
会場:インフォショップ・カフェ・COCOROOM(大阪市西成区山王1丁目15-11 地下鉄御堂筋線・堺筋線「動物園前駅」2番出口下車徒歩2分、JR新今宮駅下車徒歩約5分)
日本三大ドヤ街の1つ、大阪西成山王地区。ここに2008年から特定非営利活動法人こえとことばとこころの部屋は、インフォショップ「ココルーム」を開設しました。「このまちに最初に来たときは色がなかった。黒い人しかいなかった」と話して下さったのは代表の上田假奈代さん。コミュニティアートが“生きる場”を形作る現場での上映です。
トーク:アサダワタル(アーティスト・大和川レコード)、上田假奈代、平川啓示(ともに特定非営利活動法人こえとことばとこころの部屋)
〈別府会場〉
会場:platform01(別府市元町8-3 国際通りソルパセオ内 JR別府駅東口下車徒歩8分)
日時:2009年5月30日(土)14時~19時。(ミニトーク:17時から18時)
大分県別府市で別府現代芸術フェスティバル2009「混浴温泉世界」が開催されます。別府で何がおきているか、そして「コミュニティアート映像祭」を通じて、各地のコミュニティアートを振り返り、多文化共生時代のアート・人・コミュニティの関係を探ります。
トーク:芹沢高志(混浴温泉世界総合ディレクター)、アサダワタル(アーティスト・大和川レコード)。大木裕之(映像作家)、山本佳美(特定非営利活動法人ちばMDエコネット事務局長)、コバルト爆弾αΩ(マッシュアップ集団)
〈アートスタッフ円卓会議in混浴温泉世界〉
日時:2009年5月31日(日)14時~19時
会場:platform01(別府市元町8-3 国際通りソルパセオ内 JR別府駅東口下車徒歩8分)
アートの現場の本音に迫る、「アートスタッフ円卓会議」シリーズ。取手、横浜、淡路島、船橋、アートの現場を支えるスタッフを繋いできたネットワーク企画が混浴温泉世界に出現!「混浴温泉」ですから、一糸まとわぬ赤裸々トーク!
出演:家入健生(BEPPU PROJECTスタッフ)、「混浴温泉世界」ボランティアの皆さん。
特別セッション:「早稲田×映画・家族のゆくえ09」
日時:4月11日(土)16時-21時
会場:早稲田大学国際会議場(新宿区西早稲田1-6-1 東西線 早稲田駅 徒歩5分)
詳細はWebにて追って発表いたします。
「家族」というテーマに向かい合って制作活動を続けてきた早稲田大学を中心とする学生監督による映画作品の上映とシンポジウムを切り口に、今一度、『家族』という制度について思考し、現代社会の進むべき道を模索する特別プログラム。
【協力】
別府現代芸術フェスティバル2009実行委員会
特定非営利活動法人こえとことばとこころの部屋(ココルーム)
應典院寺町倶楽部 築港ARCproject
天龍村山村留学プロジェクト
cemitupui
flea maison
【主催】
特定非営利活動法人コミュニティアート・ふなばし
担当:山浦
+e-mail:yoshihito0626@y6.dion.ne.jp
+mobile:090-6562-0180
上映作品一覧はこちら!
【作品名】検証ドキュメント 水上アートバス「ダンスパフォーマンス!」-5年間の軌跡(2002、2003、2004、2006、2007)ー ~地域資源としての隅田川をめぐって~
【制作】映像構成:杉田このみ 監修:清水永子(芸術文化地域活動「楽の会」)2008
【上映時間】28分
【内容】アサヒ・アート。フェスティバルの一環として開催された水上アートバス「ダンスパフォーマンス!」 ダンス界に一石を投じた企画。その5年間の記録をまとめ、新たにダンサーや関係者にインタビュした 短編ドキュメント。
【作品名】むすびプロジェクト
【制作】製作:むすびプロジェクト、特定非営利活動法人こえとことばとこころの部屋 (2005)、企画・構成:大和川レコード(アサダワタル)、上田假奈代、撮影・編集:大和川レコード(アサダワタル) 2005年
【時間】18分
【紹介】「むすび」は、日本最大の日雇い労働者の街・釜ヶ崎の紙芝居演劇グループ。 メンバーには路上生活経験者が多く、「むすび」の活動を通じて生きがいや社会とのつながりを見いだしている。 活動を支えるNPO cocoroomが取り組む「むすびプロジェクト」のアートドキュメンタリー。
【作品名】「夫婦茶碗」
【制作】監督:太田信吾(2009)
【時間】43分
【紹介】天龍村アートプロジェクトが贈る映像作品・第2弾。あなたは将来、結婚しようと考えていますか?何歳くらいで?どんな相手と?恋愛?お見合い?この作品は、結婚したくても、できないのではないかと不安を抱いた学生たちの、修行の日々をユーモラスに描いています。
【作品名】「光の庭の子どもたち」
【制作】大木裕之(1998~)
【時間】40分
【紹介】知的障害児とのダンスワークショップ、少年たち、そして街。世界各地を旅する映像のシャーマン・大木裕之が追った、アートNPO・コミュニティアート・ふなばしの聖と俗の10年史。作品は、上映ごとに更新されていきます。
【作品名】「サクラノトキ」
【制作】山浦彬仁(2004)
【時間】7分30秒
【紹介】2001年。中学3年生の仲間の1人が不登校になった。千葉県佐倉市の情報誌づくりと子どもの参画の可能性を伝える、3年間のドキュメンタリー。高校生を通じてのコミュニティを考える。
【作品名】「混浴温泉世界プロモーション映像」
【制作】未定(2009)
【時間】未定
【紹介】未定
【作品名】Counter Voice in the Earth for BEPPU PROJECT
【制作】BEPPU PROJECT(2007)
【作品概要】特定非営利活動法人BEPPU PROJECT2006のドキュメント
【上映時間】10分
【作品名】コバルト爆弾αΩ VJパフォーマンス
【制作】コバルト爆弾αΩ(2008)
【上映時間】6分
【作品概要】マッシュアップ系DJコバルト爆弾αΩの路上DJパフォーマンス
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