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2010.02.21

アートなのか、もはやアートではないのか~「歌舞伎町2020」Vision01を振り返って

2月20日(土)に、行われた「歌舞伎町2020」Vision01は、第一部の芹沢高志さんの基調講演「今日までのアートプロジェクト・コミュニティアートの動向を踏まえながら」から、ただならぬ雰囲気でスタートしました。
芹沢さんの講演は、帯広のデメーテル、横浜トリエンナーレ、混浴温泉世界、そしてアサヒ・アート・フェスティバルの紹介から始まり、「歌舞伎町2020」へのビジョンとして、3つの提言をいただきました。

 1.場所の力を見極める

 2.文化多様性

 3.新たなプロジェクトを生み出す場の創出

この第一部から、歌舞伎町商店街振興組合をはじめとする、地域の皆さまがほぼ全員お越しいただき、メモを取りながら非常に熱心に耳を傾けていただけました。
第一部は、新宿区役所の食堂が会場。
お昼の12時からのプログラムということで、とんかつ茶漬けで有名な「すずや」さんのカツサンドをいただきながら、リラックスしたムードで進められました。

第二部の会場、ハイジアに移動し、岸井大輔さんの進行による「会/議/体」スタイルによる「歌舞伎町ブレインストーミング」が開始。

歌舞伎町は、「歌舞伎町ルネッサンス協議会」を頂点としたさまざまなまちづくり活動が行われている地域で、地域の皆さまも、いわばまちづくりの大ベテラン。
その皆さまに、鳥越けい子さん、アサダワタルさん、谷賢一さん、羊屋白玉さん、芹沢さんや僕が加わり、地域の課題をディスカッションするという、強烈な内容です。

会場は、いわゆる開始宣言以前からディスカッションが始まり、いきなりレッドゾーン!(笑

2時間30分という限られた時間に、つぎつぎにびっくりするような本音・前向きな発言が湧くように飛び出しまくり、歌舞伎町の皆さまからも、「こんな話し合いは初めて」という、お褒めの言葉をいただきました。

終盤には、会場全体があたかも、一つの巨大な群集劇(参加者は、約70名)のようでした!

この会議は、非常にエキサイティングなアート作品でした。
同時に、この場から、現実のプログラムが生まれ、走り始めます。

これはいったい、アートなのか、もはやアートではないのか。

こうしてブログを書いている行為は、アートそのものであるし、政治的なアクションでもある。

最高のアートが日常化し、かけがえのない日常がアートとなる、「歌舞伎町2020」が、動き出しました。

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2010.02.15

輝きの先にあるもの/その人が輝いていた頃は。

10代で高校をドロップアウトした男の子たちと話をしていると、想像している以上に、皆ちゃんと働いていることに、驚かされる。

スーパーの品出しなどもいるが、多くは現場作業だ。
遠くの現場まで出かけて、建築作業などに従事している。
長時間の肉体作業。休日も決して多くは無い。
遊ぶ時間も余裕もないくらい、ハードな仕事に従事している。

肉体作業で鍛えられた体は、筋肉質でたくましく日焼けしている。
10代の稼ぎとしては、良い方で、キツイ仕事ながらも、手ごたえを感じて、日々がんばっている。

しかし、彼らと話していて、釜ヶ崎や寿町、山谷の風景と、あたかもミッシングリンクのように、タイムラインが繋がった。

10代から現場仕事に精を出している彼らは、これからどこに行くのだろう?
どのような20代を過ごし、30代-40代を迎え、50代となるのだろう。

現場仕事を支えている彼らの30年後、40年後が、釜ヶ崎なのではないかと考えると、背筋が寒くなった。

つらい仕事を頑張りながらも、キラキラした瞳の彼らは、釜ヶ崎のおっちゃんたちの昔の姿なのではないか。

湯気の立つような筋肉の塊のような彼らは、寿町・山谷のおっちゃんたちの若かりし頃の姿なのではないか。

よろよろと、まっすぐ歩くこともできないおっちゃんの姿と、宝石のような若者の姿が、完全に重なったとき、「もののあはれ」の迫力に、身が震えた。「卒塔婆小町」の世界。

「セーフティネット」「支援」などが、陳腐で霞むほどの、人生の真実。

剥き出しの生命(いのち)の塊に関わる自分は、剥き出しの生命の塊として、彼らの血潮になだれ込んでいくしかない。

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2010.02.08

歌舞伎町を歩く。 ~歌舞伎町2丁目編

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2月20日の「歌舞伎町2020」Vision01に向けて、歌舞伎町のおさらいをしようと思い、「歌舞伎町の道を全部歩く」という、プチ・ワークショップをしました。

今回は、「歌舞伎町2丁目編」です。

歌舞伎町2丁目は、新大久保側の、職安通りから、ハイジアのある通りに挟まれているエリアで、ラブホテル・ホストクラブがひしめいています。

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西武新宿駅側には、ライブハウスが集まっていて、おしゃれな雰囲気もあります。

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大久保公園も、このエリアです。

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区役所通り。数年前から、ビルのオーナーさんが、独力でイルミネーションを始められ、現在では、NPOの企画により、運営されています。
この日は、日曜日の夜にもかかわらず、ホストとお客様が、あちこちで立ち話をしている風景が見かけられました。
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ほとんど住居を見かけない歌舞伎町ですが、区役所通りを超えると、ワンルームマンションがいくつかあります。
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歌舞伎町に行くときは、いつも靖国通りドンキホーテから入るのですが、この日は新大久保からアプローチし、歌舞伎町2丁目をくまなく歩き、いつもとは違った表情を見ることができました。

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2010.02.06

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