ポツドール公演「恋の渦」。
恥ずかしながらの初見のポツドール。
新作「恋の渦」は、ありえないくらいリアルな下流恋愛模様が「人間動物園かっ!」とばかりに描き出されていて、すんばらしかったです。
まず、俳優が俳優に見えないくらい、リアル下流なキャラクター造形。ファッション・髪型・仕草・口調etc.本物の下流な人でした。
さながら旭山動物園の人間版・・・。
わずかに挿入されるドラマがこなれていない、と思うのは、この人間動物園を極めた先にあるものが見えつつあるからだとと思うのですが、それは何か今はまだ言語化できません。
ポツドールって「演劇」というより「コンテンポラリーアート」だよな。
“生理現象”まで舞台に乗せてしまっているし。しかし、裸や性行為をここまでバーン!と正面からあつかうのって、最近流行っているのでしょうか?
カーテンコールがないのもスタイリッシュでかっこいいですー。
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