« 2005年8月 | トップページ | 2005年10月 »

2005.09.28

「ヨイトマケの唄」。

DCF_0003

槇原敬之の「Listen to the Music 2」。iTMSでDL購入。
「ヨイトマケの唄」に衝撃。。。

実は、はじめて聞きました。美輪明宏のヒット曲ということで、なんかイロモノみたいなのかと思ってた自分を反省。
すげい内容ですね。
「ヨイトマケの子供」「汚い子供」ということばがまず突き刺さる。

「どんなきれいな唄よりも どんなきれいな声よりも」というフレーズに目の前に韓国で見たあのシーンが広がった。

韓国の民族村。なんとなく知り合いと行った旅行だったので、こんな“観光名所”みたいなつまんないトコにきちゃったな、、、とか思いながらブラブラしていたら、サムルノリの演奏がはじまった。
ヘタではないけれど、「観光地にありがち」とか思って、他の客を見ていてショックを受けた。
韓国のおそらく田舎から来たという感じのおばちゃんたちの一行が、サムルノリを見て、ノリノリ。
パンチパーマに日に焼けた顔。こぶしを握りしめてブンブン振ってノリノリ。
「美」のコードの何も存在しないこの人たちのこの「美しさ」に打たれた。
「美しくないけれど美しい」。

この体験が、僕がアートを創っていこうとしている推進力のひとつです。

世に美しい美しさはいくらでもあるけれど、この美しくない美しさは、自分の魂で近づいていかないと観ることはできない。
お金も名誉もいらないけれど、この美しくない美しさを観たい。
なぜ観たいのかも分からない。

いちばん近い感覚それは、ラカンのいうところの「現実界」の表現だと思う。
リアル。

リアルに近づこうとする魂。これが僕です。


「ヨイトマケの唄」に涙がにじんだ。





これから数十年間、日本で増えつづけるであろう貧困家庭の子たちもまた、この唄の主人公のような過酷な体験に身をさらされることが想像される。
彼女/彼らは、ヨイトマケをやって育ててくれる「母ちゃん」にすら恵まれない可能性が高い。
彼女/彼らは、「かあちゃんの唄」を聞くことは、できるのだろうか?
彼女/彼らを励ます唄は、どこから聞こえてくるのだろうか。

どんなきれいな唄よりも励ましてくれる唄は。

| | コメント (4) | トラックバック (3)

2005.09.25

トリのマーク(仮称)公演「ひなたの家」。

tori0925

トリのマーク(仮称)のリーディング公演「ひなたの家」を観に、向島に行ってきました。
「フリフリ プロジェクト」と同じく、「アサヒアートフェスティバル2005」参加企画。
会場は、川のほとりの立花大正民家園。
ちょうど、祖父の家を彷彿とさせる“文化住宅”。廊下。板ガラスの戸。床の間。畳。
小さいころにタイムスリップしたような、軽い目眩を感じました。
周囲も、味のある建物が多かった。
向島は宝の山ですねー。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.09.24

まつど孤独死予防センター。

DCF_0028

NHKスペシャル「ひとり団地の一室で」、強烈だった。
常盤平団地は、家から歩いて数分だし、「まつど孤独死予防センター」の活動は前からとても興味を持っていたんですが、想像以上に現実がすごい・・・。

「孤独死」というと、高齢者のことだと思っていたら、大間違い。
40%が60歳未満の男性だそうです。うっ。
50代もけっこう多い。
社会との接点も、家族との接点も失って、孤独と絶望のなかで生きている姿は、さながら地獄。。。
この番組を見た人のほとんどが、自分の姿を重ね合わせただろう。
小泉劇場に盛り上がるのもいいけど、自分を助けてくれるのは、もはや家族ではなく、もうちょっと拡張した人間関係-さまざまな形態のコミュニティしかない。

コミュニティアート・ふなばしが、アートだけでなくさまざまなジャンルのNPOと連携を取ることを重視しているのも、人と人の縁・コミュニティが機能しなければアートも成り立たない、と考えているからです。

60歳の男性を73歳のボランティアが励ます姿こそが今の日本のリアルだと思った。
それは絶望的にも見えるし、希望にも見える。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2005.09.23

蕎麦。チーズ。

DCF_0001

昼、松戸。

プロデューサーの柿崎さんと、ランチ。
蕎麦の銘店「関やど」で、鳥わさとか、蒸しアワビとか、柱山葵とかいろいろたのむ。
ここの店、実は初めて行ったんですが、ともかく美味しい。
店の雰囲気が、クラッシックかつ清潔なのに増して、接客がソフトでセカセカしていない。しかも、客が呼ぶとさっと来てくれる目配りの良さ。すばらしいw。

蕎麦も、細めで腰があって、それだけで食べても美味しい。つゆは甘めながら、滋味豊かで美味しい。
こんな良いお店があったとは・・・。

柿崎さんとは、アートマネジメント界のはぐれ狼同士、ディープな会話で盛り上がりました。前々からマジョリティに迎合することないステキな方だと思ってましたが、今日オハナシして、その思いがさらに強くなりました。
おもねることなくやっていると、孤独感を覚えることばかりですが、たまにこういうステキな出会いがあるから、うれしいです。

午後、ポタライブの谷中公演に行こうかと思っていたんですが、柿崎さんと話こんでしまったので、ならず。
代わりに、新宿の伊勢丹でチーズ漁り。
さいきん、やばいと思っているんですが、チーズが大好きになってしまい、塊でむしゃむしゃ食べてます。。。
おとといはブリー。昨日はミモレット。今日は、ウォッシュタイプのなんとかというの。
こんなに美味いものはあるのか・・・と恍惚に浸りながら食べる毎日。
こんな高いチーズばかり毎日食べてたら、破産ですな。

ところで、「今日食べたもの」みたいなのばっか書いてるブログって、嫌ですね。
読みたくもないのに、RSSで表示されると非常に不愉快。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

「下流社会」。

「下流社会-新たな階層集団の出現-」三浦展 光文社新書。
前に、「ちばNPOユースフォーラム」のミーティングのとき、雑談で、こんな話をしました。
「以前はこれくらいの年齢の人ならば、こんな行動・言動を取るだろう」というように、人を見るときに「年齢」を基準にしていたが、さいきん60歳くらいの人でマナー悪かったり思いやりのない言動を取る人が増えてきた。現在では、行動様式というものは「年齢」に規定されるのではなく、その人が所属する「社会階層」に規定されるうようになってきているのでは。。。
その社会階層を「収入」「結婚」「余暇」「性格」「食生活」「教育観」「居住地」といったさまざまな角度から検証し、現代の日本に中流から下がった「下流階層」が形成されつつある、と言っているのがこの本です。
本文の中で、苅谷剛彦に「まずはアンタの大学(東大)に貧困家庭の子どもを入学させろ」とか言ってるのに、笑った。そのとおりだよな。

コミュニティアートのプログラムを考えるにも、「社会階層」は、非常に重要なファクターとなるわけですが、これをどのように取り扱ったらいいのかは、まったくビジョンがありません。
うーん。

| | コメント (0) | トラックバック (1)

2005.09.22

capsuleの新譜。

DCF_0033

capsuleの新譜は、アートディレクションからして目がくらむほどオシャレ。
癒されるw

野宮真貴loves m-floの「Big Bang Romance」は、メインよりも、トンガリキッズのremixの方が良いと思います。「原曲なんかは気にしねえ」とかクダを巻きつつも、原曲のチャームを取り出す善き極悪mix(笑

僕のiPod shuffleには、今、capsule、サムライ・トゥループス、なのるなもない、m-flo、MSCとSE・ロジー、ミッシー・エリオット、ヌスラット・ファテ・アリ・ハーン、、野宮真貴、ピアソラ、bonobosなどが入っているんですがー、あーあ。
こういうオシャレな曲をかけて和めるサロンをやりたいっす。

とか山本さんにおとつい言ったら、「お前はなんだかんだいって必ず自分のやりたいことをやってる」とズバリ斬られ、とほほでした。。。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.09.21

「チャーリーとチョコレート工場」。

意気込んで見に行ったんですが、思ったよりもサイケ風味、ファンタジック風味は前面に出てこず、チャーリー役の少年の心洗われる笑顔に撃たれるハメになりました。
ウンパ・ルンパとかもオモシロかったけど、なんだかアマゾンの首狩族のようなやけにインパクト強い顔つきに、ひと時も心なごむことがなかったですぅ。

父親に関してコンプレックスを抱えているワンカ氏にチャーリーが勇気を与えて、お父さんに会いに行くシーンが感涙モノでした。
大人だって臆病なんだよねー。

手が込んでいる割に淡白な印象の佳作、という点では、「オペレッタ狸御殿」にポジションが似ている作品です。

あさっては、神楽坂演劇祭の柿崎さんとランチだ。
うれしい。

AANの嘉藤さん、と神楽坂演劇祭の柿崎さんは、目下ボクの中で共感できる人チャート、ダブル1位です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.09.17

アート・オウトノミー・ネットワーク。

DCF_0020

昼、船橋。
頂き物のブドウをお土産に、川守商店に行き、よもやま話。
秋のポタライブの拠点となるスペースの候補物件を見せていただく。しかし、管理運営面で課題多し。

午後、横浜。BankART Studio NYK。
アート・オウトノミー・ネットワーク ~芸術の自律性を拡張するプロジェクト~の、「アーティスト・ファイルVol.1 武智子」。
先週、「フリフリ プロジェクト」で出前に伺った際に、AANの嘉藤さんに「今後のコミュニティアート・ふなばしでは社会的排除について取り組みたい」とオハナシしたら、武智子さんのことを教えられ、興味を持ったので、伺いました。

写真やビデオを見ながらの、武さんのアムステルダムでのプロジェクトのオハナシは、とても刺激的だった。
まずはストーリーをつくり、“託児所”“クッキング”と変貌していく、「チコ&トコ」プロジェクトもユニークだったけれど、“ダッチワイフ”にインスパイアされた「ダッチワイフ・ダッチライフ」のビデオは圧巻だった。普通の市民によるパフォーマンスがスペクタクルで凄かった。

いちばん興味があった、ホームレスをテーマにした「ホームレスホーム」プロジェクトは、日本とオランダのホームレス事情が違うことで、単純に日本に移植することは難しいと思ったけれど、社会が寛容を失いつつあるという点で、オランダも日本も変わらないという点が、とってもがっかりだった。
武さんのプロジェクトは、どれも複合的で、ダイナミックで素晴らしかった。

すべての人の自尊心を高めるアートプロジェクトをやりたいんですよねー。

AANの皆さま、充実した時間をありがとうございました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.09.16

ハイビスカス。

同僚と久々にカラオケ。
D-51、オザケン、CKB。
男歌が増えた~。
しかし、「ハイビスカス」はやはり僕が歌わないほうが良いと思った。。。
「今夜はブギーバック~あの大きな心」は、やっぱステキ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.09.14

専門家とは。

DCF_0028

斎藤環さんは、ときどき「青いな」と思うことはあれど、今もっとも信頼できるスポークス・パーソンです。

その斎藤環さんの本に心打たれることばがあった。
我が意を得たり、とはこのことを言うのだと思った。

啓蒙的段階を過ぎ、私が引き続き「専門家」を自称し続けるならば、今後はひきこもりの「わからなさ」についてより多く語るべきなのかも知れない。「専門家」とは何にでも回答をできる人のことではなく、「何が分からないか」を正確に知っている存在のことなのだから。
引用:「負けた」教の信者たち 中公新書ラクレ


僕の目指すものは、ここにある。
コミュニティアートの専門家。NPOの専門家。コミュニティの専門家。
どれも、その「分からなさ」を正確に掴んでいることが重要なのだと思います。

これは、最近おもう「賢い人ほどよく質問する」に通じるものがあるような。
ゾンビは質問をしません。念のためw

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.09.10

「フリフリ プロジェクト」in AAN。

aan0910

「フリフリ プロジェクト」が昨日から後半に突入。
昨日の八木が谷北市民の森につづき、今日はBankART NYK。
同じアサヒアートフェスティバル2005参加企画の「アート・オウトノミー・ネットワーク(AAN)」の企画としてのパフォーマンス。

運河を背にし、さらに向こうには赤レンガ倉庫やみなとみらいの大観覧車が見える絶好のロケーションでした!
AANの大友さんのご紹介で始まったパフォーマンスは、バンド・コンテンポラリーダンス・ブレイキングと3つに分けて書くことに意味がないくらい混血度が高まってきた。
中でも、三浦さん・坂田さん・丹羽さんが踊っている背景で、宇留賀さんが遠く運河のかなたを眺めているような佇まいは、明確なパフォーマンスエリアがない屋外パフォーマンスにおいて、観客の視線を誘導し、パフォーマンスのスケールを拡大する、ミニマムながら好パフォーマンスになっていた。
ステキすぎる・・・。
五木田さんも今日はスマイル炸裂。ダンサーは笑顔が多くなってきた。

パフォーマンス終了後、BankART NYKのスタジオに会場を移してのアーティスト・トーク。
「フリフリ プロジェクト」は、パフォーマンスもさることながら、さまざまな出前先の方々のお話を伺う交流に重点が置かれている。
AANの大友さんから活動の概要を伺い、パフォーマンスについて、アーティストのコメントをガンガン入れながらざっくばらんな感じの気持ちの良いトークになりました。嘉藤さん武藤さんAANの方々をはじめ、さまざまな方から、先日の「AAFフォーラムキャラバン船橋」の延長とも言えるお話が出てきて、充実した2時間となりました。

「フリフリ プロジェクト」の今後について、質問をいただいてお答えした際に、「この2年で蓄積した、出前パフォーマンスのノウハウをメソッド化したい」、と言いました。

コミュニティ型アートプロジェクトを成功させるにあたっては、以下の4層のレイヤーについて「同時に」働きかけを行う必要があります。

【1】アーティストについて:複数のジャンルのアーティスト相互の創造的な関係を育てること。
【2】他セクターについて:異なるジャンル(環境・福祉・まちづくり)の団体との密接な関係があり、さらに発展させようとする相互の姿勢。
【3】地域間交流:異なる地域でネットワークを構築しているアートNPOとの交流。
【4】パーソナルな交流:プロジェクトに参加している個人間に非ヒエラルキーな、親密な関係が構築できているか。

というようなオハナシをしたところ、現代美術製作所の曽我さんから、もう1点補足をいただいた。

【5】異年齢間の交流。

そのとおりです。
異なる世代の人が参加し交流することは重要です。

充実したアーティストトークののち、夕刻、ロマンティックな雰囲気のBankART NYKの運河に面したカフェでごろごろし、その後、AANの皆さまと近くの超おいしい中華料理屋に行き、さらに3時間もお話してしまった。
AANの大友さん、嘉藤さん、武藤さんの優しいお人柄と、アートに対する真摯な姿勢に心に暖かいものが満ちました。


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.09.06

彼方からの手紙 2005,0906。

DCF_0029

○○様

この度は、ご多忙の中、「第3回全国アートNPOフォーラム 船橋セッション」にお運びいただきまして、ありがとうございました。

正式な報告は、追って報告書としてお送りいたしますが、今回のフォーラムは、予約者50名に、当日参加者が40名、実行委員会NPOから20名近くの参加がありました。
「平日」「アートNPO」「千葉県」という条件のフォーラムとしては、大成功ということができると思います。
行政からも、県・市から多数ご参加をいただきました。いずれも、日ごろより私たちの活動をよくご存知の方々にお運びいただけた点がうれしく思います。

前橋芸術週間の小見さんは、先日「前橋は第4次産業のITもダメ。もはや第5次産業のアートしかないんですよ」とおっしゃっていました。

単純な“経済成長”のビジョンを共有することができなくなりつつある日本において、文化の使命は、私たちの知見さえをも凌駕するものとして、近い将来に立ち現れてくるのではないかと思っております。

今後ともよろしくご指導お願いいたします。


下山浩一

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2005.09.04

「フリフリ プロジェクト」3日目。

furi0904-01

furi0904-02

furi0904-03

今日のパフォーマンスは、船橋市本町通り商店街と船橋西武。

1回目のパフォーマンスが始まる2時間も前からアーティストが集合していて、たじろぐ。。。
皆さん超マジメ。
11:00、船橋市本町通り商店街のパフォーマンス開始。

正直言って、船橋市本町通り商店街は、人通りが多いけれども、ベンチなどが無いせいもあって、立ち止まってくださるお客様がぜんぜんいないのでは・・・と悲観してました。
し・か・し、商店街の事務所から椅子を10脚ほどお借りしてセットの隣にならべると、即席ライブスポットが誕生。
1日目に出前した船橋幼稚園の園児が1人で、「船橋幼稚園で見たんですけれど、今日は何時からですか?」なんて尋ねてきてくれて、一同感激でした。
コンテンポラリーダンスが苦戦しそうなストリートですが、ブレイキングチームが本領発揮。力強いパフォーマンスで見事注目を集めてくれました。道路の反対側から見守ってくださるお客様も多く、ストリートならではの楽しい時間になりました。

ファンク色の強いサウンドを鳴らしていた、音楽チームの見事さが今回の主役。
かなーりアグレッシブなJAZZの方々なんですが、「フリフリ プロジェクト」における柔軟さは括目に値するものがあります。

パフォーマンス終了後、商店街の事務所で、コミュニティカフェ<ひなたぼっこ>特製のランチをちょうど現れたポタライブの岸井さん・愛川さんといっしょいただき、和気あいあい。
昨日のWi-CANのパフォーマンスはすばらしかったけれど、さらに上を行く出来でした。

furi0904-04

furi0904-05

15:00、船橋西武でのパフォーマンス。
エルメスのショップの前を広く使ったパフォーマンスでは、ブレイキングチーム3人のユニゾンが炸裂。
ファンキーな演奏をバックにのびのびと踊るブレイクダンスに道行く人が足を止め、あっという間に100人以上の人垣ができる。
続くコンテンポラリーのパートでのバンドとダンサーの掛け合いは巣晴らしかった。「道行く人がふと足を止めて観ると、とんでもないクオリティのパフォーマンスだった!」というのができればいいなー、と常々思っているのですが、このパートはそういった意味で、ストリートで行われるパフォーマンスとしては、日本でもっともクオリティの高いものになっていた。

その後の、ブレイキング+コンテンポラリーのパフォーマンスも良かった。
「ファンキーな曲+ブレイクダンス」や「現代音楽+コンテンポラリーダンス」は当たり前。
ここで観られたパフォーマンスは、ミニマムかつ温かみのある演奏に、ブレイキングとコンテンポラリーがひらひらと行きかうダンスは、いまだ観たことがジャンルのもの。

午前の商店街のパフォーマンスも最高だったが、さらにレベルがアップしている。
恐るべし。

フリフリぶろぐ。
http://furi.ameblo.jp/

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2005.09.03

「フリフリ プロジェクト」2日目。

furifuri0903

午後、千葉。

「フリフリ プロジェクト」の出前パフォーマンス2日目。
栄町のWi-CANプロジェクトのアートセンター「Wi-camp」に行く。
大好きな韓国食材スーパー「24時マーケット」の向かいのクリーニング屋をリノベーションしたステキな施設だった。

Wi-CANの方にプロジェクトについて解説したいただいた後、いよいよ音楽チームが登場。
いきなし、三浦宏之さんがバケツとゾーキンを持って登場。床とガラス窓を拭くパフォーマンスを始めて、空気が変わり始めていく!
続くブレイキングチームは最初からユニゾンのダンスで押せ押せ。しかし、イマイチお客さんがノリにとまどっているような・・・。
三浦さん、坂田明日香さん、丹羽洋子さんのコンテンポラリーチームは、場の空気を隅々まで撫でるようなゆったりとしてかつ緻密なパフォーマンスで、台所がそのまま残るアートセンターの空間を一気に非日常のファンタジックなサーカスのような空間に変えた。
全員によるセッションは、すばらしかった。
コンテンポラリーとブレイキングの境界が溶け、いまだかって観たことがない、しかし、観たかったショウが出現した。

これがやりたかったんですよ!!!

今日のパフォーマンスは、三浦宏之さんのリードがとても大きかった。
空間を再定義していくダンサーの想像力と創造力に心を打たれた。
三浦さんの感性の瑞々しさと、骨太なクリエイティビティに感銘を受けた。
こんなステキな芸術家とご一緒させていただけて、本当に幸せだと思った千葉の午後でした。

パフォーマンスが終わるころには、会場は40名を越えるお客様でいっぱいになり、アートセンターの前も人だかり。

終了後、長田先生とWi-CANの皆さんとアーティスト一同で栄町商店街の理事長さんの喫茶店に伺って、お茶。

肩の荷がふわっと軽くなった~。

コミュニティアート・ふなばしは、ネットワーク力やコーディネイト力ばかりが注目されることがこのところ多かったのですが、「フリフリ プロジェクト」は、まさにアートNPOによってしか遂げられないクリエイション。生きてて良かった。

長田先生、Wi-CANの皆さま、ありがとうございました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2005年8月 | トップページ | 2005年10月 »